2026 優秀賞|株式会社シュティール 代表取締役社長 / ジャパニーズ・サウンド・キュレーター 池谷 佑未子

賞 優秀賞/Excellent Award
受賞者 株式会社シュティール 代表取締役社長 / ジャパニーズ・サウンド・キュレーター 池谷 佑未子(いけたに ゆみこ)
ライフスタイル部門/日常生活に日本の伝統技術や文化を巧みに取り入れた作品 Japanese Sound Bath & Meditation 響きに浸り、静寂に還る

作品情報

Japanese Sound Bath & Meditation / 響きに浸り、静寂に還る

サイズ… W 100cm D 50cm H 100cm (おりんやキャンドル、お花の飾った花瓶を全て置いた時)

【コンセプト】
東京都池袋駅、「自由学園 明日館 ラウンジホール」にて開催。100 年以上の歴史ある重要文化財。帝国ホテル設計をしたフランク・ロイド・ライト建築の中で、少人数、キャンドル風ライト使用。 日本の音色に包まれる癒しの時間を演出。純度の高い音は、科学的に脳を α 波・θ 波(リラックス状態)へ導き、音の効果で無理なく自然な形で瞑想状態に入りやすい。
【背景】
世界中でウェルネスの大切さからサウンドバスが一般的になり、音楽療法でも用いられる。クリスタルボール、チベタンボールを用いたサウンドバスが一般的だが、日本には歴史ある職人技で製造された美しい音色があるという事実を認知していただきたい。
【意図】
おりんは非常に高品質、価格帯も選択 肢も多い。サウンドバスで使用するような大きなおりんだけではなく、日常使いに小振りのミニサイズのおりん、風鈴、ドアりんなどがある。『美しい日本古来からの音色を生活に取り入れる』ということが文化になるよう努めている。音色の再定義を提案。

GP6優秀賞

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審査委員の講評

上杉孝久(上杉子爵家九代目当主)

「おりん」と言うと仏事において、先祖や故人を偲ぶイメージが強い。音色が長く、微かに響く様は、目には見えない故人との絆を感じさせてくれる。
その「おりん」をSoundBathに使い、瞑想に近い体験に導くという事は、日本人にとって大変馴染みやすいものだと思う。
仏事や法事が略式化される昨今、次世代に「おりん」の響きが遠いものになっている。そのような現代、この作品から奏でられる霊妙な音色を身近に置き、「音浴」にわが身を浸したいと痛感した。

プロフィール

株式会社シュティール 代表取締役社長 / ジャパニーズ・サウンド・キュレーター 池谷 佑未子(いけたに ゆみこ)

GP6優秀賞
株式会社シュティール代表。航空会社やワイン商社を経て、2025年設立。
「食・音・空間」を整え、心身に美しく反映するライフスタイルを提案。
日本の伝統と感性を融合させ、その価値を次世代や世界へ繋ぐ活動を展開している。

◆受賞コメント
優秀賞に選出いただき、心より感謝申し上げます。高岡や京都の皆様、素人の私におりんの素晴らしさを教えてくださり、誠にありがとうございます。
音、建築、キャンドル。自身の「心地よさ」や「好き」を追求して辿り着いた今の形を理解していただけたことが何よりの喜びです。
遠くの自然や森へ行かなくても、おりんの響きを浴びるだけで、誰もが深い安らぎを体全体で受け取ることができます。
今後は日常の提案を通じ、若い世代へも職人技を自然な形で繋ぎたい。「静けさを深める音」の可能性を、これからも多角的に広めてまいります。

◆受賞者ホームページ・SNS
HP:
Instagram:https://www.instagram.com/sound.for.silence?igsi=ZzRtd2VpdjAxcGpz&utm_source=qr