ご挨拶

ご挨拶

代表理事 近藤誠一

第1回日本和文化グランプリの募集が令和3年3月に締め切られ、コロナ禍という制約下にも拘らず興味深い作品が多数集まりました。

この9月にはいよいよ最初のグランプリが授与されることとなりますが、期待したいのは、来年以降も日本文化の素晴らしい伝統を生かした上で、これまでの常識を覆すような新たな作品をどんどん応募していただくことです。

そこで参考になるのが、14世紀に西ヨーロッパを襲ったペストに対峙した際にそれまで考えもつかなかった革新で乗り越えた文化芸術の力です。

その頃までの芸術は、壁画や大伽藍のように動かすことのできない大きな作品(不動産)が中心でした。しかし、感染防止のためにそうした場に人々が集まることができなくなったため、家に飾ることができ、いざとなれば避難に際して持ち出せる小規模の芸術作品への需要が高まりました。それにアーチストたちが応じて絵画や工芸品のような動産が作られるようになったことで芸術が一般大衆に広まったのです。

このように、パンデミックのような大きな制約は、それまで考えもつかなかった可能性に思い切ってチャレンジする機会を与えてくれるというのが歴史の教訓です。さまざまな工夫によって、今回の困難を乗り越え、それが未来の美術工芸の新しい世界をつくることになり、一人でも多くの作家を世界へ送り出せるよう頑張っていく所存です。

皆さまにはお力添えいただけますよう、心よりお願い申し上げます。

 

副代表理事 重松理

第1回日本和文化グランプリの受賞作品、作家が決定しました。コロナ禍、また、初回の開催にも拘らず、多くの興味ある作品の応募がありました。

この応募作品の中から厳正かつ慎重に8名の審査委員が審査し、晴れあるグランプリ、準グランプリ、優秀賞、学生賞、特別賞が選出されました。本グランプリに関わりました関係者の皆さまには厚くお礼申し上げます。

さて、第2回日本和文化グランプリの応募が間もなく始まります。

次代に継承すべき、日本と日本人の高い技術、美意識、精神性が溢れた作品を心より期待しています。

皆さまには、引き続きこの活動にご支援賜りますよう、お願い申し上げます。

 

副代表理事 吉田 誠男

この度の第1回日本和文化グランプリに応募いただきました皆さまにお礼を申し述べるとともに、当プロジェクトにご支援いただいた方々、審査委員の方々にも改めてお礼を申し上げます。

我が国の経済成長も今後の人口減少や製造業の衰退などを踏まえると、間もなくピークを迎えようとしています。このような状況下で日本が進むべき道の一つは、我が国が縄文時代から現代まで育んできた文化的遺産を有効的に活用し、世界にジャパンアートを広めるということでしょう。

日本文化の発信というソフトパワーが今後大きなうねりになることを私たちは祈っています。第2回グランプリも間もなく始まります。皆さまにはより一層のご支援とご協力をお願いいたします。