このたび第5回日本和文化グランプリの審査委員に、多摩美術大学教授/工芸史家の外舘 和子(とだて かずこ)氏をお迎えいたしました。
日本の工芸・文化に深い造詣を持ち、長年にわたりその価値と魅力を国内外に発信してこられた外舘氏のご就任により、本グランプリの審査に一層の厚みと広がりが加わることを心より嬉しく思います。
外舘氏より、ご就任に際してメッセージをいただいております。
【外舘 和子審査委員 就任メッセージ】
皆さん、こんにちは。外舘(とだて)です。陶芸、染織、漆芸、金工、木工芸、竹工芸、ガラス、七宝、人形ほか様々な日本の工芸は、今、世界中から注目されています。それらはまた茶道や華道、日本建築などと結びついて豊かな暮らしや文化を築いてきました。
素材と共同で新しいものを築いていくという工芸作家の姿勢や自然観を、和文化グランプリに興味を抱いた方々と共有していければ幸いです。